この地球には、広大な地下世界が広がっている。そこでは、地上で繁栄するヒューマンとはまた異なる種族が、支配者となっていた……。
闇の世界の帝王として、彼女の父親は、娘の相手に最強のタネを欲していた。そして、勇者降臨の噂を聞きつけ、その男を籠絡するよう、娘に命じるのだった。
ヴァルミューダとしては、そんな父親の命令を聞く気などさらさら無かったが、まだ見ぬ地上世界には興味があって、結局、エッセンバウムを訪れることになる。そして、主人公と出会うのだった。