学生自治を運営する執行機関。 第102代生徒会長は、3年B組の妙義摩理香。 白百合会会頭である理瀬は、次代の生徒会長を目指して、1年間、活動していくことになる。 ヴァンセンヌはその建学の精神から、生徒たち自身の意思を重んじる。 生徒たちの総意はVote(選挙)で示され、選挙で示された意思に従って、 生徒会は動くことになる。 |
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生徒会を補完する組織。 生徒会長は慣習的に、白百合会か紅薔薇会か、どちらの会頭から選ばれることから、 Association(政党)とも呼ばれている。 両者の大きな役割はVote(選挙)の管理。 生徒会があくまで執行機関に徹していることから、議決機関である生徒総会を サポートしている。 |
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ヴァンセンヌ女学園指定の学生服。 1年を通して一貫したデザインを持たせている。 白百合会は青、紅薔薇会は赤いリボンを腕につけている。 |
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私立ヴァンセンヌ女学園は由緒正しき女子校である。 学園の共学化を巡って、今、ヴァンセンヌは揺れに揺れている。 理事会は長年に渡って二分され、とうとう、共学の是非を生徒の意思にゆだねることになった。 主人公がヴァンセンヌにやってきたのは、男子のサンプルとしてである。 ほとんど男子と接する機会のない生徒たちにとって、サンプルがなければ判断の しようもなかったのだ。 この共学の是非を巡って、白百合会と紅薔薇会は、珍しくマニフェストを掲げることになる。 白百合会は、“共学賛成”。紅薔薇会は、“共学反対”。 学園の将来をかけて、白百合会・会頭の理瀬と、紅薔薇会・会頭の律子は次期生徒会長の座を巡り、 競い合うことになる。 |
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生徒たちが好んで付ける、ニックネームみたいなもの。 その生徒の、一種のステータスを表す場合もある。 たとえば理瀬の“Soleil D'Ecole”(学園の太陽)などはその代表的な例だろう。 理瀬:Soleil D'Ecole(ソレイユ・デコール) 学園の太陽 律子:Belle Epine(ベル・エピーヌ) うるわしき棘 摩理香:Grande Fleur(グランデ・フルール) 大輪の花 などがあり、主人公にも付けられる事になる。 |
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